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カグオカでは家具にする木をお選びいただけます。
イメージにぴったりの木を見つけましょう。
お気軽にご相談ください。

 
 

家具にする木を選ぶ

世界中に木の種類は無数にありますがすべての木が家具にするのに適しているわけではありません。 素材としての性質の向き不向きがあるし流通商品としての供給量、コストの問題もあります。 そこでこのページでは家具に向いた木、それも日本で入手可能なものに限定してご説明します。

 

木には種類によって硬い柔らかい、軽い重い、折れやすい折れにくいなどの特性があります。 その他にも木目がはっきりしている木や逆にほとんど木目が目立たない木、手触りが優しい木などさまざまです。 家具にする木を選ぶ場合は用途に応じて木の硬さ、重さ、手触りを、家具を置くスペースとのインテリアコーディネートの観点から木の色、木目、イメージを検討されるとよいでしょう。 決めかねる場合は知識と経験が豊富なカグオカスタッフにご相談ください。

 
 
 

ナラの材木

 
ナラで作った家具

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選び方のポイント

つぎのようなポイントがあります。

 
 

(1)適性  (2)  (3)木目  (4)重さ

(5)硬さ  (6)手触り  (7)イメージ

(8)値段  (9)木と木の比較  (10)木と木の相性

メープルとウォルナット

白と黒、こんなにも違うんです。

 
 
 
 
 

(1)適性

 

カグオカで使っている木は材質的にどれも家具向きでテーブルにも椅子にもチェストにも何にでもなるという木ばかりなので適性では候補を絞り込めず、色とか木目とか重さとか硬さといった他の要素で判断することになります。

 
  

テーブル

椅子

チェスト

TV台

ミラー

小物

 メープル

 チーク

 ウォルナット

 クルミ

 チェリー

 ブナ

 ナラ

 クリ

 タモ

 パイン

 
 

ホオ

キメが細かく滑りがよいので引出の内側材にうってつけ。
長材や厚材が入手困難なため家具材としての用途はそれのみ。
他に彫刻や版木として利用されます。

 
 
 
  

使っているのはこの11種類。
どれも家具にふさわしい性質をもっていて、それぞれに個性的。
迷うのは当然です。

選ぶポイントを見ていきましょう。

 
 
 
 

(2)色

 

家具を置くスペースの壁、床、カーテン、他の家具の色などとの関係を見ます。 特にテーブルなど大面積を占める家具は部屋の雰囲気を左右するので慎重に。色には相性の良い悪いがあります。同系統の色を選ぶのがコツです。

チェリーは最初かなり明るいオレンジですが徐々に落ち着いたダークブラウンに。単純な塗りつぶしの茶色ではなく透明感がありさらに赤が含まれている感じ。それはそれは味わい深い色で、人気のある理由がわかります。クリーム、モスグリーン、グレーなどのファブリックと合わせるときれいです。 初め白い木肌が使い込むうちに黄色系に変色、さらにツヤ光りがプラスされたアメ色になるのはメープル。他の木と比べると白といって過言ではないですが、実のところ淡いクリーム色をしていて、経年で黄色味が加わります。赤いカーテンやソファ、グリーンやダークグレーのファブリックなど濃い目の色とよく似合います。 根強い支持のあるナラの木は家具が出来たての時は肌色、徐々にダンボール紙のような色合いに変化します。

またコントラスト(色の濃淡)も忘れられない要素です。 床や壁などの部屋の色と濃さの違いがはっきりした木を選ぶとメリハリがついて印象がすっきりします。 文句なしに濃いのはウォルナット、チーク。チェリーも濃いほう。これらの木は白系、ベージュ系の壁や床と合わせると見栄えがする。 薄いカラーが基調のインテリアには濃い目の色の家具を置くとアクセントになります。

 
 

チークの材木

ひとことでチークと言ってもいくつも種類があって質の高低はまちまち。カグオカでは最高グレードを使っています。

 
チークで作った家具
色の濃いチークの実例
濃いと言えば忘れちゃいけないウォルナットの実例
初めオレンジ、徐々に落ち着くチェリーの実例
淡いピンクの木肌がかわいいブナの実例
肌色からケント紙色になるナラの実例
使い込むとアメ色になるメープルの実例
 

メープルの木肌(やや経年)

家具にする木の中ではひときわ白い。上品で清潔感がある。静かに佇む貴婦人というイメージ。ただ、白いとは言っても色はついています。淡いクリーム色。それがいずれは黄味が加わってツヤのあるアメ色に。

 
 
 
 

家具出来立て

経年変化後

チーク

明るい茶色に焦げ茶が混じる

密度の高い茶褐色

焦げ茶系

チェリー

初々しく明るいオレンジ

赤味がかった茶色(レッドブラウン)
(下の写真参照)

赤茶系

ウォルナット

黒と焦げ茶と紫がまざったような濃色

淡くなる(パンチが弱くなる)感じ

焦げ茶系

クルミ

茶とオレンジがまざったような色

チークに近いぐらいの茶褐色

焦げ茶系

メープル

ほんのりピンクあるいはクリームがかった白

透明感のあるアメ色

黄色系

ブナ

淡いピンク

ピンクが消え、薄い黄色に。

 〃

ナラ

ベージュ、肌色、ケント紙のような色合い

茶色と黄色が少しずつのってくる感じ、
ダンボールをやや濃くしたような。

黄土色系

クリ

くすんだ淡い黄土色

色濃くなって黒味が増す

 〃

タモ

明るい黄色系の茶色

明度が減って落ち着いてくる。
濃密な黄色になる感じ

 〃

 

あくまでイメージです。

 

そもそも個体差があるし、経年変化後の色合いは用途や使用頻度、環境にもよります。

 
 
 
 
 
チェリーの経年変化

経年変化が著しいチェリー
家具を作りたてのときは明るいオレンジ色をしているのが数日で濃くなっているのに気付きます。写真は手前が削りたて、奥が4〜5年経過したものです。まさに赤味をおびた茶色(レッドブラウン)。

 

落ち着いた感じの色の木をお探しですか?

であればこれ!  チークウォルナット

 

明るい感じの木をお探しですか?

であればこれ!  メープルブナパイン

 

オーソドックスな色合いの木をお探しですか?

であればこれ!  ナラタモ

 

初めは明るくて経年変化で色濃くなる木をお探しですか?

であればこれ!  チェリークルミ

 

渋い味わいの木をお探しですか?

であればこれ!  クリ

 
 
 
 

仕上げによる経年変化の違いについて

 

オイルフィニッシュ

使い込むほどに色づき、ツヤが出て、メンテナンスなど気をつかってやれば味わいが深まる。そう、そんなところは革製品にそっくりです。

 

ウレタン塗装

水にも熱にも気をつかうことはない。いつもピカピカ。しかし使っているうちに輝きは失われていく。エナメル製品みたいに。

 
 
 
 
 

(3)木目

 

木目の強弱は好みが分かれます。パインなどの針葉樹、クリは木目の主張が強い。はっきりとした模様があるうえにうねってる。 弱いのはメープル、ブナ。木目として気にならないレベル。 中間的なのはナラ、チェリー、ウォルナット。木目はそこそこあるんだけど色合いに溶け込んでさほど目立ちません。 クルミは木目というより模様といったほうがいいような感じ。タモはやや強いかな。

また木目には板目と柾目があります。丸太の切り方によって生じる違いで、どの木にもあります。両者を並べた場合、板目のほうがにぎやかで柾目はおとなしい。→板目と柾目の説明

 
 

メープルの材木

ハードメープルともいわれます。その名のとおりとても硬い。清潔感のある白い木肌は使い込むうちにツヤのあるアメ色に。

 
メープルで作った家具
木目の主張が強いクリの実例
おだやかな木目のナラの実例
木目が目立たないメープルの実例
模様のような木目のクルミの実例
 
 
 
 

(4)重さ

 

重い木は家具にしてもどっしりと安定感があります。 メープル、ブナは重く、つぎがチーク、中間はチェリー、ウォルナット、ナラ、タモ、軽いのはクリ、クルミ、パイン。クリって重い木というイメージがあるかと思いますが、家具にする木の中に入るとむしろ軽い部類なんです。

家具が大きくなればなるほど木の種類による重さの違いも大きくなります。例えばカグオカの人気商品である丸ローテーブルで直径120cmの場合、軽いクルミだと約25kg、重いメープルだと約34kgと9kgの差!

 
 

クリの材木

広葉樹は重い、針葉樹は軽いというおおまかな区分は正しい。しかし例外はあってヤニ分が多い松は意外に重かったりする。そしてクリは重いという先入観に反してけっこう軽いんですよ。

 
クリで作った家具
重いメープルの実例
けっこう重いナラの実例
同じく重い部類のチェリーの実例
意外に軽いクリの実例
 
 
 

重くて硬い

 

メープル

 

ブナ

  

チーク

  

ウォルナット

 

ナラ

  

チェリー

  

タモ

 

クルミ、クリ

軽くて軟らかい

 

パイン

 
 
 
 

(5)硬さ

 

硬いということは中身が詰まっているということですからね、硬さは重さに比例します。 メープルの硬さときたら! 片やパインは柔らかく表面に傷がつきやすい。クルミはパインほどではないけれど柔らかい部類。 紙を直置きして鉛筆でガリガリと書いたときにテーブルトップ、デスクトップに痕が残るのが気になる場合は硬めの木を選ぶといい。 傷も味わいのうちと考えるのが無垢の家具、いい感じに傷がついて欲しければ柔らかめの木をどうぞ。

硬い木であっても木は木ですから表面は程度の差こそプラスチックや金属よりは柔らかいし細かくザラついています。 それがわかっている大人は下敷きを使いますよね。であれば木そのものの硬さは問題になりません。

 
 

ポンデロッサパインの材木

外国産の松の総称がパインです。イエローパイン、レッドパイン、ラジャータパイン…、種類は豊富です。そんな中で比較的に木目が穏やかなのがポンデロッサパイン(略してPパイン)。

 
パインで作った家具
硬いメープルの実例
ほどほどに硬いウォルナットの実例
やわらかいパインの実例
 
 
 

直接紙を置いて鉛筆で書く場合、

 

下敷き要らず

 

メープル、ブナ

上に準ずる

 

チーク、ウォルナット、ナラ、チェリー、タモ

微妙…

 

クリ

字の痕が残る

 

クルミ、パイン

 

筆圧にもよります。

また同じ種類の木でもバラつき(個体差)があります。

クルミ、パインは鉛筆痕が残るといっても、横から透かして見れば字の形の陰影がうっすらとあるのに気付く程度です。

写真はチーク。

 
 
 

(6)手触り

 

クルミは表面が細かく起毛してる感じで暖かで優しい手触りがします。 チェリーはキメが細かく密度が高い感じ、メープルはひんやりツルツルです。 最初こそこのような手触りの違いがありますが、家具として使い込むうちに表面が摩耗してどれもツルツルになってきます。アンティーク家具を思い出してください。

密度が詰まっているか詰まっていないかによる温度感、ぬくもりを感じるか冷たさを感じるかという木ごとの特徴は最後まで残ります。

 
 

チェリーの材木

いわゆるブラックチェリー。しかしほんとに黒いわけではなく材木業者の間での呼称にすぎません。削りたては明るいオレンジ色!

 
チェリーで作った家具
やさしい手触りのクルミの実例
ひんやりしたメープルの実例
キメが細かいチェリーの実例
 
 
 

ツルツル系

 

メープル、ブナ

 

ひんやり

  

  

ふつうの木の感じ

 

ナラ、クリ、タモ、チェリー

 

ふつうの木の感じ

  

  

サラサラ系

 

ウォルナット、クルミ、パイン

 

ほのかなぬくもり

 
 
 
 

(7)イメージ

 

タモは明るくカジュアル、クルミはミルクティーのように暖かくて優しい。メープルは上品で清潔感と透明感があり、ウォルナットはシックでアダルト、クリは渋く「和」そのもの、チェリーは洋風で華やか。チークは高質でゴージャス。 そしてナラは雄大で包容力があってどんなインテリアにも合う。

 
 

タモの材木

まっすぐ育つ木なので材にしても素性がいいのがタモ。広葉樹の中ではクリと同じぐらい軽く、色合いはくすみのない明るい黄色系。

 
タモで作った家具
明るくカジュアルなタモの実例
パステルカラーのイメージ、ブナの実例
ミルクティのようなクルミの実例
雄大なイメージのナラの実例
渋いクリの実例
 
 
 

洋のテイストが強い

 

チェリー、ウォルナット、ブナ

どちらともつかず

 

チーク、メープル、ナラ、クルミ、タモ

和のテイストが強い

 

クリ

 

ナチュラルテイスト

 

ナラ、ブナ、メープル

 
 
 
 

(8)値段

 

自然物ですから品質やサイズは一定ではありません。 どんな木にも当てはまる一般論としては曲がってるものよりまっすぐな木のほうが高い、薄いより分厚い木のほうが高い、幅狭より幅広の木のほうが高い、短いより長い木のほうが高いという目安があります。 また忘れてならないのが流通量。木と言えども経済商品ですから需要に比して供給が不足していれば高い。それにリンクして木の種類による高低があるわけです。 高価な木の代表はチーク、ウォルナット、中間価格帯はチェリー、メープル、ナラ、そして安いのがタモです。 しかし基本的目安として先述した要素によって例えば長さ1000×幅200×厚さ30のウォルナット2枚と長さ1000×幅400×厚さ60のナラ1枚を比べた場合にナラのほうが高いということはよくあることです。 クリ、クルミは供給が不安定なのである時はある、ない時はない。価格も時価的な面があります。 最後に1つ強調しておきます。高い木がいい木で安い木が悪い木では決してないということ。あなたが欲しいと考えている家具の用途に適してさえいればあとは色や木目、手触りなどご自分のイメージに合った木を選べばいいんです。

 
 
 

高い

 

チーク

 

ウォルナット

 

メープル、チェリー

 

ナラ、パイン、クリ、クルミ、ブナ

 

タモ

 
 

供給不安定につき価格変動あり。

 
 
 
 

ウォルナットの材木

色の濃さが特徴のウォルナットですがベースカラーは黒でも茶でもなく紫です。なお材によって濃淡にばらつきがあります。

ウォルナットは黒じゃない。黒いのはコクタン。

 
ウォルナットで作った家具
かなり高価なチークの実例
その次に高いウォルナットの実例
入手が不安定なクリの実例
比較的安いタモの実例
 
 
 
 
 

(9)木と木の比較

 

硬いとか柔らかいとか、ザラザラしているとかしていないとか、軽いとか重いとか、比較する相手があってこそはっきりと「ああなるほど、確かに」と感じられるものです。 この木とこの木の違いは?とよく質問されることの多いものについて説明します。

 

チェリーとナラ

Q.材質が硬いのはどっち?

A.チェリー、ナラはほぼ同じような硬さです。
いずれも家具材としては硬すぎず柔らかすぎないふつうの硬さ。 何かモノが当たったからといってすぐに凹むとか傷がつくということはありません。 頭とか脚の向うずねとかをぶつけるとそれなりに痛いですが、そこは木ですから金属やコンクリートにぶつかった時の衝撃に比べればやさしい感触です。 木の中ではボーリングのレーンに使われるメープルがかなり硬いですが、チェリーやナラはそこまで硬くはありません。

手触りの違いを言えばチェリーはキメの細かさを感じます。 ナラはそれに比べるとややザラつく感じです。 しかしそういった感覚はよほど指先に神経を集中させた時に感じるもので、ふだん使っている分にはどちらも滑らかな手触り、肌触りです。

 

Q.使い込むことで出てくるそれぞれの特徴は?

A.チェリーの特徴はなんと言っても色合いの変化。
家具が届いた時に写真を撮っておいて見比べるとその変化がよくわかります。 1〜2週間でも違いに気付くし、半年あるいは1年も経つと色の変わりようがはっきりします。 ブラウン系と言ってもよくある木の茶色とは異なり、赤味がかったブラウン。単色でない味わいの深い色です。

一方ナラは初め肌色にも似た茶色(ケント紙の色合いに似てるかな)なのが使い込むほどに色濃くなってきます。 ややこげ茶がかった色になります。

家具とインテリアのコーディネートの観点から見ればナラは和だろうが洋だろうがどんなインテリアにもあわせやすい木です。 チェリーは洋限定という印象。

上:ナラ
下:チェリー(経年変化前)

 
 

メープルとブナとチェリー

Q.色合いが似ている?

A.この3つは木の質感、雰囲気の点で似ていると思います。3姉妹のイメージ。 成長するにつれ個性がはっきりしてきます。

木を削った当初、つまり家具が出来立ての頃なら明るいオレンジ系のチェリーと淡いピンク系のブナ、そして白にほんのりとピンクをのせたようなメープルという具合に共通点が感じられますが、時を経るにしたがってそれぞれが特徴的な色の変化を見せるからです。 チェリーは数ある家具用材の中でもっとも変化が著しく濃いレッドブラウンになり、ブナは黄色味を帯びてきます。メープルも同様にイエローがかってきますがブナと比べると最初が白い分だいぶ薄い感じです。

色白で上品でおとなしい長女メープル、ナチュラル志向で健康的な次女ブナ、華やかで行動派、日焼け肌の三女チェリーといったところかな。

上:メープル
中:ブナ
下:チェリー(経年変化前)

 
 
 

ナラとクルミ

Q.手触りの違いは?

A.クルミはスエードのように滑らか、ナラは指先に細かいスジを感じます。

 

Q.色合いの違いは?

A.クルミはピンクとオレンジを混ぜて濃くしたような色、ナラはやさしげな茶色。
無垢の木は時とともに色濃くなっていくのが常ですが、クルミはけっこう濃くなり焦げ茶程度にまで変化します。

 

Q.木目の違いは?

A.ナラには控えめな木目が見られ、柾目の部分に出る虎斑(とらふ、ページ下に写真があります)はナラ特有です。一方クルミの木目は色の濃淡の模様という感じです。

 

Q.重さの違いは?

A.こんな順番です。クルミは軽い木です。

メープル>チェリー>ナラ>クリ>クルミ>パイン

上:ナラ
下:クルミ

 
 
 
 

オークとナラ

Q.英語で言えばどちらもOAK、どこが違うの?

A.オークはホワイトオークとレッドオークに大別されます。
ホワイトオークとナラ、この2つは色、木目、雰囲気はまったく同じと言っていい。 違うのは重さと硬さ。ナラもけっこう重量感のある木ですがホワイトオークのほうがより密度が高く、ずっしり重い。 硬さもそれに比例する感じです。気候や土壌の性質などの生育環境の違いや遺伝子の関係からこういう差異が生じるんだろうなあ。

一方のレッドオーク、同じオークと名がついていてもホワイトオークとは対照的で、ナラよりも色が濃くて柔らかめ。

ただホワイトオーク、レッドオーク、ナラ、いずれにも限らず同じ種類であっても木の性質には幅があるので比較的重くて硬いナラと軽めのホワイトオーク、色が薄めのレッドオークを並べると外見が似ているだけに非常に区別しづらいです。

 
 
 

クルミとウォルナット

Q.どちらもクルミ。材としての違いは?

A.手触りや細かく起毛したような表面の様子はよく似ています。
大きな違いはやはり色です。クルミはミルクティのような暖かでほんわりとした色、ウォルナットは紫を相当濃くしてほとんど黒に近くなったような色をしています。 この違いを生み出す色素の成分がおそらく関係をしているのでしょう、重さと硬さはウォルナットのほうがあります。 黒は締まって見えると言いますがウォルナットは見た目だけでなく性質的にもクルミに比べて引き締まった印象です。

上:クルミ
下:ウォルナット

 
 
 
 

クルミの材木

ウォルナットもクルミの仲間ですがカグオカではウォルナットはウォルナット、オニグルミをクルミと呼びます。この両者、色は全然違うけど木肌の様子はよく似てるんですよ。

 
クルミで作った家具

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ダイニングテーブルにする木の選び方については
家具の決め方、選び方でもご説明しています。

 
 
 
 
  

(10)木と木の相性

 

木の色合いや木目などにより、この木とこの木は合わせやすいということがあります。 例えばダイニングテーブルと椅子を考えた場合、両者を同じ木で揃えれば相性バッチリであることは勿論ですがただそれだと面白みがないので違う木を選んでみようかということがあります。 あるいは木のフローリングの床の上に置く家具が欲しいときにどの木で作ればいいか迷うこともあるでしょう。

いくつか組み合わせを挙げます。参考にしてください。

 
 

チークとナラ(オーク)

ナラ(オーク) on チーク

チーク on ナラ(オーク)

 

北欧家具によく見られる組み合わせです。
濃い色のチークとマイルドな茶色のナラが溶け合うようなハーモニー。 例えればナラはキャラメル、チークはチョコレート。 しかし決して甘くない、大人の味わいです。→こんな感じ

 
 
 

組み合わせを考える際のポイントは

・色の系統
色を濃くしていったとき、あるいは薄くしていったときに延長線上で重なる木は合わせやすい。

・木目の系統
木目にも種類があって、規則正しい模様を描くもの、うねりが強いもの、木目が目立つもの、目立たないものなどがあります。木目の主張が強い木同士は要注意。木目の系統が同じか、あるいは木目がにぎやかな木には静かな木という組み合わせが合わせやすい。

・微妙に似ているのはむずかしい。
例えばナラとタモ、色が近くて木目も近い。合うと言えば合うし、違和感があると言えなくもない。あるいはチークとウォルナット、どちらも色が濃いけど系統が違う。こういった場合、より違いがはっきりした木を合わせたほうがすっきりしてきれいかなと思います。

この3つが基本線です。
それを踏まえつつ、家具の大きさや他のインテリアとの兼ね合いによって総合的に判断するとよいでしょう。



注意点
「この木とこの木は合いますか?」とよく聞かれます。木だけを見ればここで説明しているとおりですが、現実の家具の木合わせは木だけで判断できるわけではなくケースバイケースであることをご理解ください。 お住まいごとに空間の形状、間取り、動線(どちら方向からの目線を優先するか)、対象となっている木のサイズ、壁や床の様子、カーテン、家電、ひいてはその部屋だけでなく住宅全体のテイストなどが違うのですから当然です。

 
 
 

チークとメープル

メープル on チーク

チーク on メープル

 

メープルのフローリングというケースもあります。ナラよりもメープルの方が白い分、コントラストがよりはっきりします。チークの重厚感とメープルの上品さ、軽やかさが合わさります。

 
 
 

ウォルナットとメープル

メープル on ウォルナット

ウォルナット on メープル

 

上の例のチークがウォルナットに変わるとこんな感じ。これもコントラストがきれい。
ウォルナットのシックなイメージがプラスされます。

 
 
 

チェリーとメープル

メープル on チェリー(経年変化後)

チェリー(経年変化前) on メープル

 

チェリーとメープルはこんな感じ。チェリーは経年変化による色の変化が著しい木で、色が濃くなった後は色の薄い木とコントラストがはっきりします。チークやウォルナットと比べるとチェリーは赤味が入っているので華やかな印象です。

 
 
 

ナラとメープル

メープル on ナラ(オーク)

ナラ(オーク)) on メープル

 

ナラとメープルはこんな感じ。キャラメルとミルクのような関係。思い出してください、チークはチョコレートでした。つまり濃淡のレベルが1つ下がるとこうなります。ほんわりとパステル調というか、やわらかいイメージです。

 
 
 

ウォルナットとナラ(オーク)

ナラ(オーク) on ウォルナット

ウォルナット on ナラ(オーク)

 

ウォルナットとメープルよりコントラストを一段下げた関係。マイルドで落ち着いた印象です。

 
 
 

ウォルナットとクルミ

クルミ on ウォルナット

 

濃淡の違いこそあれ共にクルミ科の木なので質感が同じです。それだけに両者の組み合わせはごく自然な印象。

 
 
 

チェリーとウォルナット

チェリー(経年変化前) on ウォルナット

ウォルナット on チェリー(経年変化後)

 

床がチェリーというお宅はけっこうあります。 そこにチェリーの家具を置くのは勿論OK、濃色のウォルナットのテーブルやチェストを合わせるとミッドセンチュリー系のシックでモダンな雰囲気を醸し出します。 床がウォルナット、その上にチェリーの家具というパターンもまた良し。→こんな感じ

 
 
 

チークとウォルナット

チーク on ウォルナット

ウォルナット on チーク

 

どちらも色の濃い木で、片や茶系統(チーク)、片や紫系統(ウォルナット)と印象が異なります。合わせることはできますがむずかしく、かなり高度なコーディネートセンスが必要です。そのかわりうまくいったときは重厚で落ち着いた感じの空間になります。

 
 
 
 
 

アメ色とは?

「アメ色になる家具が好み」という声をよく聞きます。 しかしこの言葉、クセ者です。 定義がバラバラで人それぞれが独自のアメ色をイメージしているからです。 家具に限らず料理の世界などいろんな場面で耳にし、言葉が一人歩きしている感があります。 いまの時代、アメ(飴)の種類は無数ですからその人がどんな色を思い描くかってことまで立ち入ることはできないし、個人はもちろん地域が異なれば文化も違いますしね。世代による認識の違いもある。そういった要素からも言葉に抱くイメージにズレが生じるわけです。

そこでカグオカが独断で言えば、こと家具の世界で言うところのアメ色のアメとはカンロアメの類だと思います。透明系だけど黄色味を帯びていて鈍いツヤがある。そういうアメ。 とすればもっともそれらしいのは年季の入ったメープル。

いずれにせよイメージする色、あるいはそれに限らず家具をめぐるさまざまな要素についてお客様とカグオカとの互いが抱いているイメージを打ち合わせの段階でよく擦り合せる必要があります。

 
 
 
 
 

板目と柾目

家具の作り手が常に意識しているのが木をどの向きで使うかということ。 向きによって材としての性質が違うし、木目の現れ方も異なるからです。 簡単にご説明しましょう。木は丸太の切り方によって板目(いため)、柾目(まさめ)に大別されます。

 

木の表面に対して木目が平行なのが板目、表面に対して木目がほぼ垂直なのが柾目です。 板目だと木目がタケノコのような山の形、柾目だと縦にほぼ平行な線が走るような木目になります。板目というのは例えて言えば人間の身体の正面。表情がはっきり見えます。木で木目がもっとも目立つのがこの使い方。 それに対して柾目は身体の側面。その人であることに間違いはなくて肌の色まではわかるんだけど、どんな顔をしてるかわかりにくい。そんな感じ。 特にナラの柾目には虎斑(とらふ)と呼ばれる独特の模様があらわれます。

 
 
 
 
 

木は動く

木は自然のものだから家具となった後でも空気が乾燥していれば縮むし湿気が多ければ膨張します。時にはねじれたり反ったりもします。これらを総称して木が「動く」と言い、動きの激しいことを「暴れる」と表現します。 ですから無垢の木を使って引出のある家具を作れば季節のめぐりとともに開閉しづらくなることもあるし、耳をすませばどこかしらから「ピキピキ」と木が動く音がすることもあります。それが無垢であることのひとつの証と言えます。

木の種類別伸縮度数グラフ

この表は木の種類別の「安定度」を示したものです。気温や湿度の条件が同じであれば数値が高いほど伸縮の幅が大きくなります。 これを見ると種類によって差があることがよくわかります。さらに言えば同じ木であっても幅が広ければそれだけ動きも大きいし、厚みの違いでも差が出る。

 

ホオの材木

狂いが少なく軽いわりに硬さもあってそのうえキメが細かい。木目も全然目立たない。引出内部にうってつけの木です。

 

となれば木を使う以上程度の差こそあれ「動き」は避けられないものであること、そのうえ節もある割れもある。したがって工業製品のような画一的な「性能」を求めるのは無理であることがご理解いただけるでしょう。 それでも使うのはそれを補って余りある魅力、すなわち暖かい手触りであり見た目の優しさであり他の素材には代えがたい存在感を木が持っているからです。

 
 
 
 
 
 

お問い合わせは電話でもどうぞ。

0279-25-8757

スタッフが丁寧にお答えします。

EVERYDAY OPEN 9:00-18:00

ショップへおいでいただくのも歓迎です。

ストックしてある大きな板材を前にご説明しましょう。
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百聞は一見にしかず。木のサンプルをご用意しています。

 

木を決めてしまった後で後悔したくないのなら実物に触れてみるべきでしょう。
候補の木を実際に床に置いてみたりカーテンや他の家具に合わせて色合いを比べてみるのが何より確実です。 写真や言葉じゃ伝わらない手触りや硬さ重さを実感できます。まさに百聞は一見に如かずです。

カグオカでは11種類の木を束にしたサンプルをご用意しています。
片面をオイルフィニッシュしてあるので仕上げの感じがわかります。 それぞれに簡単な説明をつけてます。
打ち合わせの過程で必要があればお送りし、ご注文くださった方にはそのまま差し上げます。
ご注文にいたらなかった場合はご返送ください。

 
 

メープル、チーク、ウォルナット、クルミ、チェリー
ブナ、ナラ、クリ、タモ、パイン、ホオの11種類。

どれも個性があって魅力的。

 
 

※1
木は同じ種類、同じ木であっても部位によって色合いや木目が違うものです。つまりお送りするサンプルもこのページでご説明している内容もあくまで「概ねこんな感じ」という一般論であって、必ずしも常にまったく同じものが家具になるわけではないことをあらかじめお断りしておきます。

 

※2
木のサンプルをお送りするという話はお客様とカグオカとのやりとりにおいてデザインもサイズも決まった、予算的にもクリア、納期も納得、でも木で迷っている、では実物をご覧いただきましょうという流れで出てくるものです。ですから唐突な「木のサンプルを送れ(サンプルだけが欲しい)」というご要望にはお応えできません。

 
 
 

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