ウェグナーのCH20、通称エルボーチェア。
当初はデザインの実現性の難易度の高さゆえに製造販売が見送られ、
半世紀を経てようやく世に出たというエピソードを持っています。
知名度は高くない。

ウェグナーの椅子の中の知名度のランクでは
Yチェア、ザ・チェアにつぐ3番手ぐらいじゃないかと。
孔雀が羽を広げたような背もたれが特徴のピーコックチェアも
見れば「ああ、これ知ってる」となるだろうけど実物はまず見かけないですし。
それが実は嬉しかったりする。
そういう意味では目新しく、見る人が見れば「おっ!やるね」と反応する椅子です。
ウェグナーマニアとしてはそれが嬉しかったりする。
このCH20は座面が分厚く床に対して水平で、
なおかつ背もたれが低く腰のちょっと上くらいに当たるため
座ったときの実感としては座に沈み込まず背筋が伸びて自ずと姿勢がよくなります。
くつろぐというよりは美しく座るための椅子。

木はナラとブナの2種類から選べます。
これはナラ(オーク)。
そしてこれがブナ(ビーチ)。

座面の張地の違いに目がいくけど、木の部分だけを見比べても色合いや質感が異なることがわかります。
並べてみましょう。
スムースな印象のブナに対して右のナラは木目が出てて力強い感じ。
それぞれの持ち味の違い。
テーブルに似合うものをお選びください。

CH20(エルボーチェア)について
きれいな椅子です。圧倒的に有名なYチェアと同じデザイナー、ハンス・ウェグナーの作。独特な形状の背もたれが印象的です。
特に丸テーブルにセットしたときに美しさが際立ちます。
こちらをご覧ください。
そしてなにげにスタッキング(積み重ね)ができたりする。知名度の低さが逆にマニア心をくすぐります。デザイン好きの人が見れば「おっ」となる椅子。
この背もたれ、実は肘掛けも兼ねている(
レベル1)。短いから文字どおり肘をのせるだけだけど。それでもあるとないとじゃ違う。腕のやり場がある。
肘掛け付きでありながらテーブルの奥まで差し込むことができるのは高ポイント。省スペース。
座り心地はと言うと、好みによるでしょうが座面の反発がけっこう強くて(要するに硬い)背もたれ&肘掛けの位置が低くて(腰のちょっとだけ上に当たる)あまりゆったりとはくつろげない感じだけど、腰痛持ちの方にはむしろそれがいいこともあるのかも。
CH20のダイニングセット実例
丸ダイ3本脚とCH20
テーブルのチーク、CH20のナラはベストマッチ。
木と木の相性については
こちらをご参照ください。

このまとまり。1個のオブジェのよう。
これ以上ない一体感。
チョコレートとキャラメルに似た溶け合うような関係。

直径100cm、3人掛け。
カップルや子供1人のご家族に。
このダイニングセットの価格
CH20(エルボーチェア)×3脚
木の種類:ナラ(オーク)
座面:布張り
仕上げ:オイルフィニッシュ |
(参考)@96,000×3= | 288,000円 |
(カグオカでは受注停止) |
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丸ダイニングテーブル(3本脚) |
木の種類:チーク
サイズ:φ1000mm
仕上げ:オイルフィニッシュ | 374,000円 |
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割引前セット価格 | 662,000円 |
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早割(5%オフ) | -18,700円 |
セット価格 | 643,300円 |
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早割(10%オフ) | -37,400円 |
セット価格 | 624,600円 |
消費税、送料別(2021.9.1改定済) |
typeRとCH20
まとまり感があって、見事に調和しています。
CH20のグラマラスさが印象的なダイニング。
CH20の背もたれはハーフサイズ。
カグオカの分類ではレベル1、詳しくは
こちら。
上腕全体ではなく、軽く肘をのせることができます。
かさばらないからここまで入る。
動線が広く確保できます。
テーブルサイズもちょうどいい。
クォリティの高い北欧テイストのダイニングセット。
CH20とtypeR、人気の組み合わせです。
このダイニングセットの価格
CH20(エルボーチェア)×4脚
木の種類:ナラ(オーク)
座面:布張り
仕上げ:オイルフィニッシュ |
(参考)@96,000×4= | 384,000円 |
(カグオカでは受注停止) |
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ダイニングテーブルtypeR |
木の種類:ウォルナット
サイズ:W1600mm×D850mm
仕上げ:オイルフィニッシュ | 308,000円 |
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割引前セット価格 | 692,000円 |
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早割(5%オフ) | -15,400円 |
セット価格 | 676,600円 |
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早割(10%オフ) | -30,800円 |
セット価格 | 661,200円 |
消費税、送料別(2021.9.1改定済) |