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安全へのこだわり 〜接着剤と塗料〜

カグオカでは家具に使った接着剤や塗料がシックハウス症候群や化学物質過敏症の原因にならないよう、また子供が舐めたり口に入れたりしても安全なよう気を配っています。安心してご愛用ください。

 
 

接着剤

家具はホゾで組みます。手で押し込んでスッと入っていく加減に加工をします。そのうえで接着剤をつけて組み立てると丈夫な家具ができるのです。

無垢の木で背板を作るときは本実(ほんざね)とか雇い実(やといざね)という手法を使って木と木を組み合わせます。この場合は木に自由に収縮させるために接着剤はつけません。
しかし基本的には家具に接着剤はつきものです。

なお、家具に合板を使う場合があります。合板には接着剤がつきものですがその場合も安全な接着剤を使っているという証であるJAS規格の環境対策グレードの最上レベルであるFc0等級のものを選んでいます。

 

酢酸ビニル樹脂エマルジョン接着剤

通称「酢ビ」。一般的な木材用接着剤。
ホルムアルデヒドやトルエン、キシレン、防蟻剤などシックハウス症候群の原因とされる物質を含まないタイプを選んでいます。 家具の通常使用に耐えうる程度の強度があることと扱いやすいことが長所、一方で高熱に弱く耐水性に劣ることが短所です。

 
 

水性ビニールウレタン系接着剤(水性高分子イソシアネート系接着剤)

通称「ピーアイボンド」。2液混合型。
写真左の白い液体が主剤、右の茶色の液体が架橋剤です。 主剤は無害、架橋剤には有害とされるイソシアネートが若干含まれますが硬化後は毒性が消え舐めても平気になります。 この接着剤の長所はなんといっても強度です。成人男性が力いっぱい引こうが叩こうがビクともしません。また、耐水性にも優れます。 短所といえば硬化が早いため、接着作業が非常に慌しくなることでしょうか。

 
 

エポキシ樹脂接着剤

2液混合型。
左の無色透明の液体が主剤のエポキシ樹脂、右の黄色の液体が硬化剤のポリアミド樹脂です。 2つを練り合わせて使います。耐水性、耐酸性、耐アルカリ性が極めて大きく、衝撃・引っ張り・曲げなどに相当強力。 揮発性の物質が含まれていないので硬化後に接着層の収縮がほとんど起こりません。ぽっかりあいた節穴をふさぐのに使えます。ここ数年エポキシは使ってないです。

 

※この他に用途に応じて瞬間接着剤や合成ゴム系接着剤を使うこともあります。

 
 
 

塗料

特に指定のない限りカグオカでは天然・無公害の植物油を成分とするオイルフィニッシュで仕上げます。木の自然な手触り感を損なわないこと、健康を害さないことがその理由です。 しかし近頃はシックハウス症候群に対応した製品が数多く開発されているポリウレタン塗料も場合によっては悪い選択ではありません。

 

亜麻仁油(あまにゆ)

古来食用とされてきた亜麻の実から採った乾性油
印刷インキの原料としても用いられます。よう素価:180以上。

 
 

乾性油とは薄い膜状にして空気中に放置すると酸化し、乾燥して膜を作る油をいいます。 やし油やオリーブ油のように乾燥しない油を不乾性油、大豆油のような乾性油と不乾性油の中間の性質をもった油を半乾性油といいます。 これら乾燥の程度はよう素が油脂と反応する量(100グラムの油に吸着するよう素のグラム数)で示すことができ、この量をよう素価といいます。乾性油のよう素価は140を超え、半乾性油は100〜140、不乾性油は100未満。

 
 

桐油(きりゆ。「とうゆ」とも。)

アブラギリの種子から採った乾性油。
油紙を作るのに用いられてきたことからわかるように耐水性に優れます。よう素価:160〜173。

 
 

荏油(えあぶら。「えのあぶら」とも。)

荏ゴマから採る油。ゴマの匂いがプンプンします。
耐水・防虫効果があります。乾性油。よう素価:192以上。

 
 

胡桃油(くるみあぶら)

液状の油を使うのが手っ取り早いですが、殻を割った中身を布にくるんで染み出してきた油を擦り込んでもよい。
乾性油。よう素価:140〜150。

 
 

柿渋(かきしぶ)

渋柿の若い果実から搾った汁を発酵させ濾した液。
漆器の下塗りにも用いられる。

 
 

ビーズワックス(=蜜蝋:みつろう。)

ミツバチの巣を加圧圧搾して採取した蝋(ろう)。
主成分はパルミチン酸ミリシルなどのエステル。渋いツヤを出したいときに最後に上塗りします。

 
 

木酢(もくさく)

木材を乾留して得られる液体。
酢酸、メチルアルコールなどを含みます。着色に用います(単独ではほとんど色づきませんが)。

 
 

石灰水(せっかいすい)

水酸化カルシウム溶液。消石灰を水に溶いて作ります。木に含まれるタンニン成分との反応を利用して木の色合いを濃くする着色法です。同じ種類の木でも産地が違えば色のつき方が違うし、同じ1本の木であっても部位によって濃淡が出るので事前の塗布テストが欠かせません。石灰といえば日本家屋で漆喰に使われているしそもそも水酸化カルシウムは石灰水が蒸発する際、空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムとなってしまい残留しないので健康を害することはありません。

 
 

Tried&True(トライアンドトゥルー)

アメリカ・トライドアンドトゥルー社開発の天然・無公害塗料。亜麻仁油に天然樹脂を配合してある。比較的乾きが早い。

 
 

AURO(アウロ)

ドイツの自然塗料メーカー・アウロ社の天然・無公害塗料。原料栽培に農薬や化学肥料を一切使用しない。全成分を容器に表示してある。

 
 

LIVOS(リボス)

ドイツ最大手の自然塗料メーカー・リボス社の天然・無公害塗料。亜麻仁油をベースに配合。

 
 

OSMO(オスモ)

ドイツの木製品メーカー・ドイツオスモ社が開発した天然・無公害塗料。ひまわり油、大豆油、アザミ油等を主原料とする。ワックス成分が含まれており、少しツヤ光りする。

 
 

オリオ2

低ホルムアルデヒド基準最高グレードF☆☆☆☆製品。
キャピタルペイントのいわばウレタンとオイルフィニッシュの長所を兼ね備えた2液性塗料。天然の植物種子から取った油を主成分としホルマリンや有害な重金属類、トルエン、キシレンを含まない。木材に浸透、反応硬化するため乾燥性、耐水性、耐熱性に優れる。

 
 
 

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