TVチャンピオン2『家具職人選手権』出場レポート

(ミクシー日記を転載)
その1
来年2月1日(木)にテレビ東京で放送予定のTVチャンピオン2『家具職人選手権』に出場しました。 収録が昨夜遅くまであったため撮影現場近くに番組スタッフがとってくれたホテルでこの日記を書いています。(光ファイバLANが超快適!) stage1、stage2が予選ラウンド、次がリフォーム王・南さんとの一騎打ちの決勝ラウンドという流れです。 stage1は出場者8人、課題は制限時間内で規定の椅子を作り、そのあと体重100キロを超える太ったあんちゃんがそれぞれの椅子に座り地震発生装置で揺らして最後まで残った2つが勝ち抜けというしくみ。 使っていいのはノミ、鉋、のこぎり、かなづち、毛引き(線を引く道具です)、スコヤ(直角を見る道具です)の6種類の手道具だけ、電動工具や手動ドリル、釘、接着剤は使用不可、細かいことを言えば組み立てのしくみに「込み栓(こみせん)」や「くさび」を使うのもダメというレギュレーション。他の面々を見渡すと「3代目家具職人」やら「TVチャンピオン準優勝経験者」やら「この道30年の大ベテラン」やら「手の早さが自慢」といった猛者揃いで、正直内心こりゃ厳しいわいと思っておりました。 競技スタートのブザーが鳴る前にも出場者のプロフィール紹介の撮影があったりMCの中村ゆうじさんを交えて入念な説明があったりでいやが応にも緊張感が高まります。「では出場者の方が材料を取りに走るシーンを撮りま〜す」あるいは「ゆ〜じさん、番宣のシーンお願いしま〜す」なんて場面場面単独でのコマ撮りもけっこうあります。 ディレクターやAD、カメラマン、音声、大道具係などなどテレビ制作の現場ってたくさん人がいるんですね〜。 時には怒鳴り声が聞こえたりして場の空気がピリッと引き締まります。 椅子作りに使うのは杉。これがやっかいな木なんです。 軽くて柔らかくて一見加工しやすそうに見えるんですが刃物の刃が効かなくて切り口がボソボソになってしまうからホゾ穴を開けようとしても(しかも気持ちは急いているわけですから)なかなか寸法どおりにはいきません。耐久性の高い椅子を作るためにはホゾをきつく入れなきゃならないんだけどあまりきついとすぐに穴に亀裂が走る。その加減が微妙。椅子は4本脚のスツール。脚元に貫が、300×300の正方形の座面下に幕板がぐるりと回ります。座高450。つまり幕板部はただでさえもろい杉の木端に2方からホゾが突っ込んでくるという構造、これでは強度を出しようがないじゃありませんか。 ちなみに座面と脚部の接合にも釘、ねじを使ってはなりません。木釘、竹釘すらだめ。ホゾで組むしかありません。 ホゾ先&ホゾ穴のセット総数20。制限時間2時間。木工の腕に覚えのあるあなた、これがいかに過酷な要求かわかるでしょう? ではstage1スタート後の様子を、と思ったのだけど日記が長くなっちゃうので続きはまた。

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