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家具工房岡本メールマガジン
〜 新しく生まれた家具 その生い立ち 〜

2004/06/14発行

vol.7予告編

あなたもきっと欲しくなる 小粋な2人膳
クリ李朝風ちゃぶ台まもなく完成。


唐突ですが車検時期は確認してますか?
仕事で使っている日産・キャラバンの車検がそろそろ切れるとはうっすら知っていましたがつい先日の昼休み、なにげなく車検証を見てびっくり。期限を2日ほど過ぎていたのです。 再登録か?とか余計な出費などの不安が頭をよぎりました。慌てて自動車整備工場に連絡をとってすぐにやってもらうことに。 話を聞いてみると遅れたからといって別段特別な手続きや費用はかからないようで(そんなもんですか?)ホッとするやら拍子抜けするやら。 被った害といえば急な車検に立ち会ったせいで午後の仕事ができなくなったことぐらいで済みました。くれぐれもこんなことにならないよう!

それと梅雨になって蚊が飛びはじめました。夕方窓を開け放して仕事してると手足を刺されて1つ2つかゆくなったところで蚊取り線香に火をつけます。またこんな季節になったんだなあと実感しています。


完成イメージ

今回のちゃぶ台の特徴は、
はどれだけ手間がかかるかを示します。5つが最大です。)

1.天板を縁取りしてある ★★★★★
2.4枚の独立した幕板を曲げてある ★★★★
3.脚が折りたためる ★★★★
4.部材を極力薄くしてあるので軽い
5.天然素材を用いて黒く着色してある

です。ご覧のようにがたくさんついた加工の連続で製作は遅遅として進みませんでした。
が、先のことをあまり考えずに1工程ずつこなしてきたのでゴールは間近です。

 
曲げる前

曲げた後  

ひさしぶりに木を曲げました。部位は天板下の幕板です。ブナやナラは曲げやすいけどクリは難しいんですよね。 スペアをたくさん用意して臨んだので必要数はなんとか確保できましたがけっこう割れて木を無駄にしてしまいました。

曲げ木の方法は幾通りかあって条件によって使い分けますが今回用いたのは蒸材法です。詳しくは本編で。


では予告編恒例のクイズです。
李朝家具って聞いたことありますか。日本にも愛好者が多くて専門店もあるし、インテリア雑誌で見かけることもありますね。 家具製作者の立場から見ても非常に興味のある対象です。今後研究していきたいと思っています。 今回のちゃぶ台はあくまで「李朝風」なのであまり突っ込まれても困るのですが、ちゃぶ台のような膳をあちらでは小盤(ソバン)と呼びます。 儒教文化では家族がそれぞれ別の場所で食事を取っていたのでこのような小さな膳が発達したそうです。

李朝というのは朝鮮半島に一時代を築いた王朝のことで世界史で習ったいわゆる李氏朝鮮です。1392年に成立、1910年に日韓併合により滅亡しました。 その時期日本の室町〜明治時代に重なりますね。そう考えると長い政権です。

さて問題です。李朝家具というのは李氏が統治した時代に作られた家具のことですが、その特徴はつぎのうちどれでしょう。3つ選んでください。

(1)使っている木の厚みが総じて薄い
(2)ほとんどの家具が漆塗りされている
(3)装飾的な真鍮金具が使われている
(4)主にケヤキを材料として使う
(5)地方によって形や飾りに特徴がある


家具好きを自称する人でも知らない人が多いと思います。知っていて損はないでしょう。
(得もないかも知れませんが…。)

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ではvol.7本編をお楽しみに。


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